シークワーサー ちむどんどん(1)

映画・ドラマ
朝ドラ

シークワーサー って、美味しそう。

4月11日から始まった、朝ドラ「ちむどんどん」。

「カムカムエブリバディ」のロスを引きずりながら、第1週の内容を振り返りたいと思います。

以降、ネタバレを含みます。

ちむどんどん公式HP

返還前の沖縄

沖縄が日本に返還されたのは、1972年。2022年は、返還50周年にあたります。

舞台は、返還前の1971年の沖縄です。

返還前ということで、沖縄ではドルが使われていることが描かれています。

場所は、沖縄北部のやんばる地域のやんばる村。

その頃の本土は、カラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機などがありましたが、沖縄ではまだ電気が通ったぐらいの頃です。

描かれていませんが、アメリカ統治下の沖縄では、米兵からの差別や問題行動が多かったようです。

また、現在でも問題になっている、米軍基地の問題も、当時からあったようです。

比嘉家

主人公は比嘉暢子のぶこ

明るくて、足が速くて、食いしん坊という、王道のヒロインです。

シークワーサーの木から実を取りたいのですが、身長が低くて取れません。そんな年齢です。

主人公の家族は、父・賢三、母・優子と、暢子以外に子供が3人。

兄・賢秀けんしゅうと姉・良子りょうこ、妹・歌子うたこです。あと、豚のアベベとアババがいます。

賢秀と良子は中学生、暢子と歌子は小学生です。

沖縄では、小学校と中学校が一緒の建物になっていました。そこに、兄妹で通っています。

暢子は足が速く、「シークワーサーを食べれば無敵」と言っていました。

木になったシークワーサーを食べる姿は、すごくおいしそうでした。

助け合い

暢子は、近所にある豆腐屋さんに毎日のように買い物に行きます。

豆腐屋は砂川豆腐店。

砂川の家族は、母と中学生のさとると、弟と妹です。

父親は亡くなっていて、母親は病気がちです。そのため、学校に行かず、智は家計を支えていました。

しかし、売り物の豆腐と芋しか食べれない生活でした。

人のいい優子は、砂川の子供達に食べ物を分けてあげていました。

そんな時、いただきものだというごちそうが比嘉家の食卓に並びます。

大喜びする暢子達でしたが、優子は砂川豆腐店にあげようと言い出します。

暢子達にとってもごちそうですが、助け合うことを教えます。

「もしも、お父ちゃんとお母ちゃんが病気になって働けなくなったら、同じように困るんだよ」

その言葉を聞いて、暢子達はごちそうを砂川豆腐店に持って行くのでした。

転校生

本土(東京)から、転校生がやってきました。

その頃は、本土からくる人(やまとんちゅ)が珍しかったようで、「やまとんちゅ!やまとんちゅ!」とからかわれていました。

やってきたのは、父親・青柳史彦あおやぎふみひこと、その子供・和彦かずひこです。

史彦は、民俗学を研究している先生です。沖縄にきて、沖縄の伝承や風俗などを研究しています。

和彦は、中学生です。暢子に「東京にはどんな美味しいものある?」と聞かれても、塩対応でした。

そんな塩対応をされても、暢子は諦めません。

和彦を見ると、話しかけにいきます。

そして、「山にいかない?」と和彦を誘うと、一緒に山に行きました。

そこで暢子は、足を滑らせて、ケガをしてしまいます。

夕食を食べにこないか

和彦はケガをした暢子を助けます。

そのお礼に、青柳親子を比嘉家に招待します。

ごちそうは、賢三が作る手打ちの蕎麦(小麦粉を使った沖縄そば)です。暢子も手伝います。

他にはラフテー、ジーマミー豆腐、サーターアンダギーです。

ラフテーは豚肉です。そして、蕎麦の出汁は、豚と鰹で取ります。

ごちそうに準備した豚肉は、なんとアババでしたw

「いただきますとは、命をいただくということ。感謝して、綺麗に食べてあげる」

そう言う賢三の言葉に、泣いていた子供達も納得して食べるのでした。

三線と文通

賢三と歌子が引く三線は、賢三の手作りでした。

歌子は歌が上手です。

食後には、三線を弾きながら踊ったりする様子が描かれていました。

そして、比嘉家の子供達と和彦で、手紙の交換をすることになりました。

賢三がポストを作り、手紙を入れて順番に質問や問題を出し合ったりして、交流していました。

しかし、せっかく打ち解けた和彦と比嘉家の子供達ですが、別れの時はもうすぐです。

秋になったら、和彦は父親と一緒に東京へ戻ることになっています。

そして和彦は、中学を卒業したら、アメリカへ留学する予定のようです。

そんな時でも暢子は「世界中の料理を食べたい」と、食いしん坊発言していました。

賢三、倒れる

先日、夕飯をごちそうになったお礼に、和彦の父がレストランに比嘉家を招待してくれました。

見たこともない美味しい食べ物を食べ、幸せな時が流れます。

そこで見たコックの姿に、暢子は「かっこいい」と憧れるのでした。

そして、いつか東京へ行ってみたいと思うのでした。

しかし、幸せな時は長く続きません。

家を建てたり、サトウキビ畑を買ったりした借金を返すために、賢三は那覇へ出稼ぎにでることになりました。

シークワーサーの木になった実を自分で取れるようになった暢子。

そんな時、賢三は倒れてしまいます。

次回予告

賢三が倒れ、比嘉家はどうなってしまうのでしょうか?

貧しくとも助け合う、そんな家族が幸せになって欲しいなと思う第一週でした。

次回予告はこちら

イマイチのめり込んでいけてはいませんが、来週には黒島結菜が登場するようなので、それに期待したいと思います。

とりあえず、シークワーサーを食べて無敵になります(^^)