鈴間亜矢 マイファミリー(6)考察&ネタバレ

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鈴間亜矢 が鍵を握っていた、マイファミリー第6話の考察&ネタバレです。

阿久津あくつの娘・実咲みさきが誘拐されたところで終わった前回。

今回は、阿久津夫妻を含めた犯人とのやり取り、実咲と温人はると達家族との関係について、まとめています。

以降、ネタバレを含みます。

接点は阿久津?

マイファミリー公式HP

7年前

ボルダリングに挑む実咲の姿がありました。

しかし、実咲はそのボルダリングで、肘を痛めてしまいました。

ボルダリングのやりすぎで疲労骨折していて、それをかばっていたために靭帯を損傷したようです。

そして、公園で実咲が一人で泣いているところに、温人の娘・友果ともかがやってきて「四つ葉のクローバー」を渡しました。

それが、鳴沢家と阿久津家の出会いだったようです。それから家族ぐるみの付き合いになっています。

そして、DAY380 に繋がっていきます。

温人が犯人と電話をしているとき、温人の妻・未知留みちると友果は阿久津家に来ていました。

未知留と友果が帰宅するタイミングで、実咲はランニングにでかけます。

そこで、誘拐されたようです。

未知留との約束

帰宅した未知留と友果。温人は犯人と電話中でした。

電話を切った後、未知留は温人に声をかけます。

「なにしてるの?なにそれ?」

仕事の資料で明日使うから車に乗せておこうと思ってと誤魔化そうとする温人。

しかし、未知留はちゃんと見ていました。

「お金だよね、見えたよ。なにがあったの?」

友果を部屋で宿題させ、話を聞く未知留。

「なんでも相談するって、約束したよね?」

また交渉人をするという温人に未知留は心配しています。

「でも、あんなもの(お金を)もらって黙ってたら、本当に共犯者にされちゃうよ」

しかし、温人はやるしかなないと言って、阿久津家に出かけました。

阿久津家の反応

温人は阿久津家に向かいながら、阿久津晃に電話を入れます。しかし、阿久津晃は電話にでません。

そのまま阿久津の家に到着すると、阿久津晃がちょうど帰ってきました。

「実咲と連絡取れないから、急遽帰ってきたんです。絵里は交番に相談するって」

それを聞くと、慌てて阿久津の妻・絵里を探しに行く温人。

絵里は、すでに交番で話をしていました。そこに温人が到着します。

「絵里さん、実咲ちゃん、ウチで遊んでます」

そう言って交番から絵里を連れ出すと、温人が急に出て行ったので阿久津晃も追いかけてきて合流しました。

「二人に大事なお話が」

そう言って、阿久津家で実咲が誘拐されて犯人から連絡がきたことを温人が話します。

「警察には言わない方がいいんですよね?」

そう聞く阿久津晃に、温人は頷いて話します。

「確実に実咲ちゃんを取り戻すなら、警察に言わない方がいいと僕は思っています」

21時までにお金を集めると言って出ていく阿久津晃でした。

リモート会議

アイテムデザイン

そんな時、温人にリモート会議の連絡がハルカナCOO・香菜子かなこから入ります。

阿久津の家を出て、車に戻りリモート会議に参加します。

議題は、新しいゲーム「ダンジョンテーブル」のアイテムのデザインについてでした。

「いいんじゃない?」

そういう温人に、香菜子は「適当に仕事してない?」と聞くのでした。

「俺だってよかった時は良かったって言うよ。開発チーム、お疲れ様」

そう言って労いました。

リモート会議はそこで終わり、香菜子は温人と一対一で話をします。

「会社に刑事の葛城かつらぎさんって人が来た。最近の鳴沢社長の様子を聞きたいって。
 普段通りですよって伝えといた。
 この間、不倫疑惑で欠勤したことは黙っておいた」

香菜子が「不倫疑惑」だと思っているのは、三輪の娘・優月が誘拐された時に温人が交渉人をして休んだことを言っています。

温人は「とりあえず、事件のことで何かあったら報告してくれ」とだけ言って、リモート会議を終わらせました。

香菜子の動き

温人とのリモート会議を終えて、香菜子はパソコンを見つめます。

何かに気づいた加奈子は、開発チームの鈴間すずま亜矢あやを呼びます。

何か意味ありげなシーンでしたが、何に気づいたのか、鈴間に何をやらせたのかはわかりませんでした。

犯人からの連絡

阿久津晃が準備できたのは2億程です。それで、犯人の出方を伺います。

犯人から指定された21時に、温人のスマホに着信が入ります。犯人からです。

「警察には連絡していませんね、このことは誰にも話さないで下さい。
 10億円と交換します。
 30分後に鎌倉第一霊園の西側駐車場に運んで下さい」

それに対して、阿久津は「今は2億ほどしかありません」と伝えます。

そうすると、犯人は意外なことを言いだします。

「今日は1億円で構いません。毎日1億ずつ10日間かけて渡してもらいます」

10日間も実咲を監禁するつもりです。電話が切れると、温人と阿久津夫妻は、お金を持って向かいました。

同じ車

指定された受け渡し場所に着くと、三輪みわ優月ゆづきの時に受け渡しに使った車が置いてあるのが目につきます。

そして、到着したのを見ていたように温人のスマホに着信が入ります。

「紺色の軽ワゴンの荷台にお金を入れてください。
 終わったらすぐに立ち去って下さい。
 尾行した場合は実咲さんを殺します。
 明日からは鳴沢さんだけに運んでもらいます。
 受け渡し場所は毎朝10時に連絡します」

そう言って電話が切れました。

完全に共犯者として扱われている温人です。

阿久津家に帰宅すると、絵里が言います。

「警察に伝えた方がいいんじゃないでしょうか?
 だって犯人は警察がいないと信じ込んでるわけだし」

しかし、温人は確実に実咲ちゃんを取り戻すなら我々だけで進めた方がいいと説得します。

葛城来訪

受け渡しが終わり、自宅に帰宅した温人。家に入ろうとすると葛城に声をかけられます。

「会社にも来たそうですね。
 これ以上友果の事件で付け回すなら、弁護士を通じて正式に抗議しますよ」

温人はそう言いますが、意外な言葉が返ってきました。

「友果さんの事件ではありません、ほかにお困りのことはありませんか?
 困っていることがあれば、警察に助けを求めるべきです」

葛城が言う「困っていること」とは何のことを言っているのか、真意を掴めない温人。

ただ、温人は三輪の事件のことも言いませんし、今回の阿久津家のことも言いません。

「鳴沢さん、誘拐はゲームではありませんよ」

そう言うと、葛城は帰っていきました。

集団交際?

温人が家に入ると、未知留が出てきて三輪と東堂がきてることを伝えます。

温人は、未知留が三輪と東堂に阿久津のことを伝えたのかと思いますが、未知留が否定します。

そこに、友果が出てきます。

そして、未知留に「あのこと聞いてくれた?」と聞きます。

未知留は温人に「友果が今度、男の子達と3対3で横浜に行きたいんだって」と友果が小学校時代の友人と出かけたいと相談します。

困惑する温人ですが「大勢で行った方が安心か」と言って、了承しました。

これは何かのフラグでしょうか?

阿久津家の心配

「鳴沢さん信じていいのかな?
 あの駐車場で電話がかかってくる前からあのワゴン車を見てた、おかしいよね?
 最初からあのワゴン車に運ぶことに知ってたんじゃない?」

絵里は、三輪の事件を知りません。温人に不信感を持つのも仕方がないことです。

阿久津晃は、温人が実咲を誘拐するはずがないと言います。

しかし、絵里は心配で仕方がありません。

警察の動き

情報提供要求

葛城は捜査から外されています。

しかし、元部下の梅木を使って情報を得ようとしています。その梅木とファミレスで待ち合わせをして、捜査状況を聞き出そうとしていました。

梅木は、葛城に情報を提供するなと言われていると言って、要求を拒否します。

葛城は「阿久津実咲はこの連続誘拐の鍵を握ってる」と思っています。

しかし、葛城に言われても梅木は勝手に捜査できません。

そして、上司の日下部くさかべ管理官に葛城のことを相談し、日下部もファミレスに来ていました。

日下部に誘拐捜査ではなく、転属先で頑張るように言われてしまいました。

調べたこと

「俺を使いませんか?」

突然現れた日下部に葛城は直訴します。そして、調べたネタを提供し、手柄は日下部に渡すことを約束しました。

葛城が調べたことは以下の通りです。

  • 4/13の朝、東堂と葛城が飯を食った時、双眼鏡と警棒を持っていた
  • その後、鳴沢温人と合流し温人が尾行されていないかチェックしていた
  • その日、温人が会社に出社していないことを受付で確認した
  • その夜、三輪の事務所には三輪は帰ってこなかった
  • その後、三輪は別れた元妻と娘と暮らし始めた
  • 三輪の元妻は4/13から3日間発熱で休んでいて、娘は1週間学校を休んだ
  • 香菜子が4/13は温人が出社していたと証言した

以上のことから、葛城は結論を導き出しました。

「三輪の娘・優月が誘拐されていた」

そして、葛城は温人に会ってカマをかけて確信しました。

「間違いありません。鳴沢温人は警察に言えない何かを抱えています。
 優月だけじゃない、もっと多くの誘拐事件が起きているのかもしれない。
 犯人はこういう状況を作ることが目的だったのかもしれない。
 警察の関与しないノーリスクの完全誘拐」

そう言って、日下部に捜査させてもらうようにお願いします。

日下部は鳴沢友果誘拐事件で失敗し、今は手柄が欲しいという状況です。

葛城と利害が一致しました。握手し、協力体制が整いました。

犯人について

三輪からの情報

リビングでは、三輪と東堂と友果がゲームしていました。

あと1回と言って温人を入れてゲームをします。

ゲーム後、温人と未知留、東堂と三輪で話をしています。

「優月が犯人のこと覚えてた」

取引が早まった時、犯人が優月が監禁されていた部屋に入ってきたと言います。

その時、微かにいい匂いがしたと優月が言っていたと言うのです。

香水かシャンプーか何かの匂い。女の人だと思うと言ったようです。

東堂が調べたこと

犯人に繋がる物証は、監禁場所からは見つからなかったと言います。

そして、軽ワゴンは盗難車だったと言いました。

もし、本当に盗難車だったとして、優月の誘拐事件後、今回の実咲の誘拐まで保有しておくでしょうか?

未知留の記憶

未知留は追跡している時は、後ろだったので何も見えなかったと言います。

ただ、犯人らしき人の姿を見たと言います。

「ゴルフ場の駐車場で誰かが車に乗るのが見えて、そんなに大きな人じゃなかったと思う。
 言われれば女性かも」

友果の事件の時は受け子がいたので、もしかするとこの「女性かも」と思われる車に乗った人も、受け子の可能性があると藤堂は指摘していました。

警察に通報

「犯人捕まえるなら、警察に通報した方がいいんじゃないか?」

三輪はそう言います。しかし、温人は家族のことが心配です。

「警察に話せば、俺たち家族に危害を加えると言われてるだろ?」

しかし、三輪はやっぱり警察に話して、保護してもらう方がいいのではないかと言います。

そして、温人のことも心配しています。

そんな三輪に温人は相談します。

「交渉人として警察を関わらせず身代金のやり取りをした。これ法律上は罪になるのか?」

三輪は、可能性としては「誘拐幇助ゆうかいほうじょ」とか「犯人隠避はんにんいんぴ」とかになると答えます。しかし、利益を得た訳じゃないから、大丈夫だろうと温人にいいました。

ただ、警察がちゃんと調べれば、温人が協力したとしても無実はわかるのではないかと温人はいいます。

しかし、東堂は逆だと言います。

「娘を救い出してヒーローだった温人が犯人になれば、警察にとっては一気に名誉挽回のチャンスだ。
 温人が関与してるとなると、かなりの色眼鏡で見てくる」

そして、もし逮捕され、有罪なら確実に実刑になると三輪は言います。

その夜は、未知留も温人もなかなか寝付けませんでした。

阿久津家の朝

絵里は、昔のビデオを見ていました。

阿久津晃は、残りの金を用意し、実咲の学校には休むと連絡しておくと言っています。

しかし、絵里は上の空です。

「絵里、大丈夫か?」

そう問いかける阿久津晃に「スーツケースは用意しておく」とだけ伝えました。

鳴沢家の朝

「寝てないの?」

未知留が起きてくると、リビングには温人の姿がありました。

「ちょっと寝た」と言う温人。未知留に「体が大変な時に心配かけて申し訳ない」と謝りました。

そして、未知留は眠れずに考えたことを伝えます。

「考えたんだけど、警察に相談しよう。
 犯人と二人で交渉するなんて温人も危険すぎる。
 実咲ちゃんのことは心配だけど、あなたにもしものことがあったら・・・」

温人は「そうだよな」とだけ言いました。

受け渡し2回目

阿久津家に温人が到着し、犯人からの連絡を受けました。

「1時間後、鳴沢さんだけで平塚中央運動公園の第三駐車に運んでください」

1日1億円の受け渡しですが、阿久津晃は早めたいと言います。

「残りの9億揃えました。早く実咲を帰してください。
 妻は心臓に疾患があるんです。10日間もこんなストレスに耐えきれません」

しかし、犯人は10日間かけて受け渡しを行うように言います。

温人も「早く終わらせた方がリスクが少なくて済む」と言って犯人を説得しますが、受け入れられませんでした。

しかたなく、温人はお金を持って出かけていきました。

未知留と温人が話した結論

阿久津家に未知留が来ました。

温人から話を聞いてることを絵里に伝えます。

「ごめんなさい。私、今朝、これ以上関わるのは危険だから警察に連絡しようと温人に言ったんです」

しかし、温人は「そうだよな」と言いながらも、受け入れることができませんでした。

「俺も怖くて仕方ない。全て警察に任せて楽になりたい。
 友果やお腹の子のためにも、こんなこと今すぐやめるべきだってわかってる。
 だけど、自分達の事件の時はいろんな人に助けてもらったのに、その人たちを助けないっていうのは、違う気がしてて。
 俺は実咲ちゃんを助けたい」

そう温人が言ったと未知留は阿久津夫妻に伝えました。

実咲に初めて会った7年前、最初に実咲が泣いていることに気づいたのは温人でした。

そして、四つ葉のクローバーを見つけ、友果に実咲に渡すように言ったのでした。

仕事ばかりの温人ですが、優しい所もあるんですと未知留は言いました。

「だから安心して、あの人は絶対実咲ちゃんを救い出すから」

追跡

駐車場に到着した温人は、犯人の指定通りに受け渡しを完了しました。

そして、完了した報告を阿久津晃にすると、絵里は謝り出しました。

「私、鳴沢さんを疑っていました。鳴沢さんが誰かとグルになって実咲を誘拐したんじゃないかって。
 ごめんなさい。。。
 GPSを仕掛けました。スーツケースにGPSタグを入れたんです。
 鳴沢さんが嘘ついてるのを暴いてやろうと思って」

それを聞いた温人は、阿久津晃にGPSの位置情報を送ってくれるように頼みます。

そのGPSの情報を辿って、温人は犯人を突き止めようとしていました。実咲を助けたら警察に連絡することを決意しました。

そして、阿久津には未知留と友果を守ってもらいたいと頼みました。

「必ず助けます」

温人はそう言うと、GPSの情報を元に追跡を始めます。

そして、車が止まった先には、レンタルボックスのコンテナがありました。

そのコンテナを覗くと、そこには 鈴間亜矢 がいました。

その時、後ろからスタンガンで襲われる温人。そのまま、倒れてしまいました。

不明点と考察

不明点

  1. 誘拐犯は誰か?
  2. 4年前の「こはるさんの事件」とは?
  3. すれ違い通信「tokai4」は誰か?
  4. 誘拐の前、何があったのか?(未知瑠とケンカした?)
  5. 共通点は阿久津なのか?
  6. 心春ちゃんフォルダに入っているもの
  7. 未知留の車をぶつけた事件
  8. なぜ中学生を誘拐したのか? 
  9. 鈴間亜矢は受け子なのか? NEW
  10. 盗難車を使い続けている理由 NEW
  11. 毎日1憶円にしたのはなぜか? NEW

最後に現れた鈴間亜矢は、車からお金を出し、詰め替えていました。犯人か、犯人の共犯者の可能性が高いです。

ただ、受け子だという線も捨て切れません。そうなると、リモート会議後に香菜子と話していたシーンが気になります。真犯人は、香菜子なんでしょうか?

さらに、前述しましたが、同じ盗難車を使い続けている理由は何なんでしょうか?

東堂が調べて盗難車と言っていましたが、警察に見つかると捕まる可能性のある車を長期間保有するリスクはなんなんでしょう?本当に東堂は調べたのでしょうか?

さらに、受け渡し方法が簡単になりました。そして、温人も言っていましたが、1日1憶円の受け渡しをするリスクは大きいです。なぜ、受け渡し方法を変えたのでしょうか?

考察

ここにきて、東堂が怪しさを増してきたように思います。

まず、盗難車が使い続けられているのは、実は盗難車じゃないからではないでしょうか?盗難車でなければ、警察も捜索はしません。そして、盗難車かどうかは、東堂ぐらいしか調べません。

そして、受け渡し方法を変えたのは、友果の誘拐事件と犯人が違うことを意味しているのではないでしょうか?

優月の誘拐の時と同じ車を使っている点を考えると、優月と実咲の誘拐は同じ人物に思えます。

もし、誘拐が2グループに分けられるとしたら、後半の優月・実咲の犯人は東堂ではないかと思っています。

そして、前半の心春・友果の犯人は阿久津ではないかと推測します。

阿久津は、ボルダリングのライバルだった心春を誘拐し、実咲を勝たせようとした。勝ったものの、ケガで意味がなくなってしまった。

次に、友果を誘拐することで、阿久津はハルカナを手に入れようとしたのではないか?

そして、心春を誘拐した黒幕が阿久津なら、それを知った東堂が実咲を誘拐し、10日間に渡るストレスをかけようとすることも理解できます。

優月を誘拐したのは、友果の誘拐を見て、お金が必要だった東堂が内部情報を得ながら実行すれば成功すると思ってやった、とか。

悪くない線な気がしてますが、どうでしょうか?

最後に

まだ出てきていない情報があるので、考察はしてみましたが、まだわかりません。

来週は鈴間亜矢がどう出るか楽しみです。そして、スタンガンで倒された温人はどうなるんでしょう?

犯人を追いかけたことがバレてしまって、実咲はどうなるんでしょう?

また来週も楽しみです。

次回予告

予告だけだと何がなんだかわかりません。。。