マイファミリー(1) 考察&ネタバレ

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誘拐 された娘は取り返せるのか!?

4/10に初回が放送された「マイファミリー」の考察&ネタバレです。

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登場人物

第一話で登場した、主な登場人物を紹介します。

鳴沢 温人(なるさわ はると)二宮和也

ハルカナ・オンライン・ゲームスの社長。

妻は未知留、子供は友果1人。

リビットウォーカーの大ヒットで、時代の寵児ともてはやされているが、実際の経営状況はかなり厳しい。

「ダウンロート数20%減、継続率15%減、売上40%減」という状況です。

そして、妻の未知瑠とは仮面夫婦であり、娘の友果とは上手くいっていない。

NEXホールディングスの阿久津とは、家族ぐるみの付き合いをしているが、会社の乗っ取りの噂が出てからは疎遠になっている。

鳴沢 未知留(なるさわ みちる)多部未華子

温人の妻、元々は大学時代の親友。しかし、現在は温人と上手くいっていない。

SNSでフォロワー1万人を持つセレブ妻。

「嘘でも、幸せな家庭を見せたかった」と言っている。

東堂、三輪も大学時代の親友。

以前、未知留の車で事故を起こした罰として、1度だけ使える「集合」を使って二人を呼び出すことができる。

鳴沢 友果(なるさわ ともか)大島美憂

温人、未知留の娘。

鎌倉南小学校6年生。

塾に行く途中(塾をサボった?)で、誘拐された。

大人っぽいハイブランドのワンピースがお気に入り。

葛城 圭史(かつらぎ けいし)玉木宏

神奈川県警捜査一課・特殊犯対策係補佐・警部。

4年前に、誘拐事件でヘマしたことで、補佐になった(?)

誘拐事件のプロと自称していて、執念すら感じる。

立脇 香菜子(たてわき かなこ)高橋メアリージュン

ハルカナ立ち上げメンバー。COO(最高執行責任者)。

ハルカナのハルが温人だとすると、カナは香菜子のことかも知れません。

温人はアイディアだけだして、面倒なことは香菜子に任せているようです。

会社の融資を打ち切られるかもしれない状況で、NEXホールディングスの阿久津と連絡を取っている。

阿久津 晃(あくつ あきら)松本幸四郎

NEXホールディングス社長。

鳴沢家とは、家族ぐるみの付き合い。

ハルカナ・オンライン・ゲームスを買収しようとしているとの噂がある。

東堂 夏樹(とうどう なつき)濱田岳

温人、未知留、三輪と大学時代の親友。

HPのプロフィール欄に「元刑事」とあり、4年前の誘拐事件にも携わっていた模様。

現在は、建築現場で警備の仕事をしている。

三輪 碧(みわ あおい)賀来賢人

温人、未知留、東堂と大学時代の親友。

HPのプロフィール欄に「弁護士」とある。

1話では、子供服を買う様子が描かれていたが、結婚しているのか、子供がいるのかは不明。

1話のあらすじ

はじまり

温人がオンラインでのテレビ出演している。場所は自宅ではなく、仕事用の部屋。

その番組を外で見ている友果。「キモっ」と言い、番組を消したことからも、父親との関係がうまくいっていないことがわかります。

そして、その後誘拐された模様。

その友果と連絡が取れないことで、温人に連絡する未知留。

温人は、仕事場から自宅へ帰ることを未知留に伝えます。どうやら、いつもは帰っていないことがわかります。週末だけ帰っているようです。

帰宅途中で、職場から連絡があり、自社ゲームの人気が落ちていることを伝えられます。

以前の内容のままのイベントを行うことと、コラボを他社と相談することを決めます。

家に帰った温人、まだ友果が帰ってきていないことを確認します。

「はじめての家出?ケンカでもした?」

そう聞く温人に、未知留は無言でした。

犯人からの連絡

未知留に非通知で電話がかかってきます。

電話に出ると人工的な声で、文章を読み上げている感じです。

温人は、いたずらだと思い、電話を切ります。

そうすると、今度は温人のスマホに電話がかかってきます。

「友果さんの携帯電話に登録されている番号にかけている」

そう言って、犯人は友果を誘拐したことを告げます。

犯人は、友果は「生きている」と言い、2つの条件を出します。

1.警察には絶対連絡しない
2.翌日13時までに5億円を用意すること

電話が切れると、温人は警察に連絡します。

「二人だけで犯人と交渉するのか?」

普通に考えれば、警察に連絡することは当然のことです。

警察の動き

温人からの連絡後、警察の動きは以下の通りです。

18時41分 通報入電
 同42分 神奈川県警捜査一係・特殊犯罪第一係に営利誘拐と連絡が入る
19時14分 鳴沢家に秘匿潜入として、地元警察から2名到着
 同31分 刑事部対策室設置される
20時46分 七里ヶ浜署に捜査本部設置
 同01分 報道機関に報道協定申し入れ
21時08分 報道協定締結
 同17分 葛城補佐の被害者対策チームが鳴沢家に到着

事情聴取

到着した葛城補佐が、温人、未知留に事情を聞きます。

その時に分かったことは、Instagram、TikTokは閲覧目的でアカウントは作っているが、発信はしていないということです。

現実世界でも、SNSで仲良くなって、家出や誘拐に巻き込まれるということがありますが、その線を潰してくれています。

家事は、警察の人間が行い、被害者の負担を減らすようにするとのことでした。

会社の状況と身代金集め

温人に会社から電話が入ります。

銀行からの融資を受けるために「場当たり的でなく、根本的な収益構造改善」が必要だと言うのです。

しかし、既存のゲームは新鮮味がなくなっています。そして、新しいゲームは、失敗しているようです。

そこで、香菜子から提案されたのは「NEXホールディングスの阿久津に株式10%の売却」でした。

阿久津は、プレミアとして5%追加してくれれば、購入する意思があると言うのです。

しかし、温人は、会社を買収されてしまうことを避け、阿久津と取引はしようとしません。

そして、証券などを担保に、金融機関から融資を受けます。

ただ、5億円の身代金に対して、2億円しか集めることができませんでした。

13時の連絡

困った未知瑠は、金策をする温人が不在の間に「集合」を掛けます。

やってきたのは、東堂と三輪です。

この2人と、温人、未知留は、大学時代の親友です。

そこに帰ってくる温人。

親友だったようですが、今は疎遠になっているようです。温人は2人に帰るように言います。

そんな温人に「2人は、私には頼れる人達」だと未知留は言うのでした。

そうしていると、犯人から連絡が入ります。

温人が身代気が2億円しか集まっていないことを言うと、犯人は「あと2時間待つ」と言って電話を切ります。

現金ではなく、紙の札束を使うことにしたいと言う温人に、未知留は「父親らしいことをしてよ」と言います。

意を決して、阿久津に連絡をとる温人。

「株式の売却をするので、手付金として3億円を会社口座に振り込んで欲しい」

そう言って、身代金を集め事に成功しました。ただ、会社のお金を私的に使うことになります。

身代金の受け渡し

15時にかかってきた犯人からの電話で、横浜市磯子区陽光台7丁目の「烏ノ宮神社」に行くように言われます。

旅行用の鞄に現金を入れ、警察がGPSを付けます。

温人と未知留にも、骨伝導のマイクとイヤホンを付けます。

車で神社に向かい、長い石段を現金の入った鞄を持ってあがります。

神社には携帯電話が設置してあって、自分の携帯電話は賽銭箱に入れるように言われます。

そして、現金の入った鞄を犯人が用意したスポーツバックに入れ替えます。

次の指定先は、「大船文庫休館」です。

車は渋滞のために使わず、電車で移動します。

そして、現金の入ったスポーツバックは、車に積んだままになっていたベビーカーに載せて運びます。

遠足の場所

大船文庫に二人で移動しますが、時間に間に合いません。

そのため、未知留がベビーカーを押して上がっているうちに、先に温人は大船文庫に向かいます。

また置いてあった携帯電話がなります。

「奥さんは?」

そう聞く犯人に「もうすぐくる」と伝えます。

その時に出された問題が「友果が小学校一年生の時に遠足で行った場所」を答えるように言われます。

しかし、温人は知りません。

そこで、警察が無線で未知留に遠足で行った場所を聞き、その答えを温人に伝えます。

「野毛山動物園」

正解です。しかし、なぜ知っているのか、犯人は聞きます。

「友果に確認したが、お父さんには遠足の話はしていない。警察が関与しているのではないか?」

「友果が忘れているだけで、友果から聞いた」

そう温人は言いますが、嘘だとして、交渉は打ち切られます。

決意

帰宅後、憔悴しきった温人と未知瑠。

そこに、犯人から再度連絡が入ります。

「警察がいますね?正直に言って下さい」

その問いに、温人は「いる」と認めます。

交渉を再開する条件として犯人が提示したのは「警察を完全に排除」することでした。

温人は、自分が仕事で忙しいと言っている間、友果を見ていなかった、友果から避けられていたことに気づきます。

「小一のピアノの発表会をすっぽかしたことが原因だろう?」

そういう温人に、未知瑠は「それだけじゃない、ずっと見てきて積み重なっている」と言うのです。

その言葉に、友果を取り戻すために、父親として全力を尽くすことを誓います。

「警察は俺が排除する。二人で友果を取り戻そう」

4年前の事件

温人と未知留が話している間、本部から連絡を受けた葛城補佐。

葛城は、未知留に呼ばれて、東堂が家に来たことを伝えます。

4年前に発生した誘拐事件の際に東堂が、警察側として関係していたようです。

そして、その事件「こはるさんの事件」と今回の事件に類似点があるようです。

その類似点は、「遠足で行った場所」を犯人から聞かれることだと言うのです。

ただ、まだ単語として出てきただけで、何のことか、どう関係するかわかりません。

公開

阿久津の会社では、ネット配信のニュースを扱っています。

温人はその阿久津に連絡し、番組内で温人と未知瑠が直接話す機会を作ってもらいます。

その番組(ニュース番組内)で、娘が誘拐されたこと、犯人から警察を排除するように言われていることを公表します。

そして、視聴者に警察を排除するのに協力して欲しいこと、マスコミは静観して欲しいことを伝えます。

1話終了時点での不明点

  1. 誘拐犯は誰か?
  2. 4年前の「こはるさんの事件」とは?
  3. すれ違い通信「tokai4」は誰か?
  4. 誘拐の前、何があったのか?(未知瑠とケンカした?)

1話は、起承転結の「起」であり、まだわからないことばかりです。

上記の4点の内、2と4はこれからわかってくることだと思います。

そして、3ですが、これは重要ではない気もします。

序盤、温人が仕事用の部屋にいる時に、ゲーム内ですれ違い通信があったのです。

ただ単純に、「すれ違い通信の機能があるゲーム」だと言うことを見せるためだったようにも思えます。

しかし、このタイミングで近くにいた人は誰なんだろう?という疑問もありました。

重要かどうかはわかりませんが、気になった点としてあげておきます。

今後の展開

それにしても、まだどう転ぶか、どう進展するかわかりません。

二宮和也は「ブラックペアン」以来、多部未華子は「私の家政婦ナギサさん」以来にドラマで見ます。

二人とも好きな俳優さんなので、毎週楽しみです。

次回の予告

ちなみに、全く情報のない現時点での犯人は「東堂夏樹」です。

根拠は、ありませんw

1話だけだと、誘拐された娘も加担した狂言誘拐の可能性もあるかなと思っています。