カムカムエブリバディ(ひなた編8)ネタバレ

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ハリウッドの撮影隊がやってきた、21週のまとめです。

以下、ネタバレを含みますので、ご注意下さい。

そして、残り3週と言うことで、情報量がえげつないほど多くなってますw

先週20週の内容はこちら↓

勇の懺悔

るいは、夜、勇と二人っきりになった時に安子のことを聞きます。

「お母さんの居場所、心当たりある?」

しかし、首を横に振る勇。

「姉さんは、それまでの人生、全て断ち切る覚悟でアメリカに渡ったんだと思う。るいが岡山を出た時と一緒」

安子が一番仲良かったのが、水田豆腐店のきぬでしたが、旦那の実家に一家で帰ることになったということでした。

「るい、すまなんだな、大人が寄ってたかって小さいるいを苦しめてしまった」

懺悔する勇に、るいは優しく答えるのでした。

「違う、私が決めたことなんや」

勇は、きぬの消息やできることをすると約束してくれました。

富夫登場

デッパーマウスブルース

るいとひなたは先に京都に帰りましたが、ジョーと桃太郎は1日だけ岡山に残りました。

そして、桃太郎は勇に連れられて、実業団野球を見にいったようです。

ジョーは、ある人をデッパーマウスブルースに呼んでいました。

「茶飲まへんか?って、ここ岡山やぞ」

しかし、ジョーに呼ばれれば、東京からやってくるトミー。

そんなトミーに、ジョーはお願いがありました。

「あのね、トミー。すぐにやなくていいんやけど、トミーのバンドにいれてくれへん?」

発症当時から、トミーはジョーの病気のことを、何かと心配してくれていました。

「吹けるようになったんか?」

そう聞くトミーにジョーは言います。

「鍵盤をやってみようかと思ってる」

そして、何かを察したトミーが聞きます。

「サッチモちゃん(るい)のため、なんやろ?」

「僕の音楽で、アメリカに連れていってやりたいんや」

その言葉を聞いて、妻にレッスンの先生を探させると電話するトミー。

富夫!どこにいるの?またグルーピーと遊んで。。。」

思わず電話を切るトミー。電話の相手は、笹プロの社長令嬢の奈々でした。

「お前と一緒にステージに立つ、それが俺の夢や」

すぐにそう言ってくれるトミーが素敵です。

そして、定一さんの写真が映し出され、ジョーは定一さんにも決意を聞いてもらいたかったんだと思います。

京都の大月家

ジョーは京都の家にトミーを連れて帰ります。

突然現れたトミーに、大慌てのるい。

そして、突然の有名人の訪問にびっくりするひなたと桃太郎。

「トランペットかバイオリンかなんかの?」

そんな適当なことを本人の前で言ってしまうひなた。

「アバウトな子やな、ジョーそっくりや」

ジョーがトミーを、お父ちゃんとお母ちゃんの友達だと子供たちに紹介します。

これまた、でっかい新情報です。

アメリカに連れて行く

ジョーは畏まって、るいに報告します。

「るい、僕、音楽活動を再開するよ」

けれど、ジョーはトランペットは吹くことはできませんでした。

そして、おもちゃのピアノを引き出すジョー。

「管楽器やるやつは鍵盤もできる。元々ジョーはジャズのセンス抜群や、後は練習次第」

そうトミーのお墨付きをもらって、ジョーはピアノでプロになることを宣言します。

そして、商店街のみんなが楽しそうに見る中、おもちゃのトランペットを吹く少年、ピアノを弾くジョー。

おもちゃのピアノを弾くジョー

その言葉に泣き出するい。

「ちょっと時間はかかるかも知れへんけど、待ってて。僕がアメリカに連れていくから」

ただただ大泣きする、るい。

るいは、ジョーの治療のために、貯金していました。

そして、そのお金をレッスン代に充てて欲しいと言います。

大泣きしているるいに、そっと涙を拭くように布巾を差し出すジョー。

払いのけながら「台布巾やしw」。

そんな二人を見て、「共鳴しあってるなぁ」ととトミーは言うのでした。

このノリ、大阪の竹村夫婦の会話(コント)みたいです。

あんこのおまじない

茶の間で寝ているひなたを、朝起こするい。

そして、回転焼きの仕込み中に「あんこのおまじない」を唱えるるい。

ひなたは、モモケンが算太に聞いて唱えてたのを覚えていました。

そのおまじないは、たちばなに伝わるおまじないです。

ひなたは、今まで聞いていなかった、おばあちゃんの安子のことを聞きたがります。

毎朝、あんこを炊きながら、おばあちゃんの事を少しずつ話するい。

ひなたは、安子が女手一つでるいを育てようとしたこと、たちばなを再建しようとしたことを聞いて関心します。

「そやね、最先端の人やったかも、進駐軍さんとアメリカに行ったし」

ひなたにとっては、またまた新情報でした。

再びラジオ英会話

ひなたは、勉強のために英語で日記をつけ始めます。

お爺ちゃんの稔の辞書を受け継いで、少しずつですが英語を身に着けています。

後に、英会話スクールの先生だったメアリーにばったり会いますが、ちゃんと英語で会話できました。

前回は子供だったこともあり、1週間で挫折したラジオ英会話。

ただ、今回は違います。

何しろ、時代劇の命運が、ひなたの英語にかかっているのです。

ラジオ体操の出席カードのように、ラジオ英会話の出席カードを作ってくれるジョー。

ラジオ英会話との出会い

旅立ち

桃太郎

桃太郎は高校を卒業後、岡山の大学に進学しました。

大学へは、岡山の勇の家から通うようです。

そして、大学の学費は、るいが岡山を出る時に受け取らなかったお金です。

勇が準備していたお金が、ここで役にたちました。

赤螺家

吉之丞と結婚した小夜子は、男の子を生みました。

名前は「小夜吉」です。

吉の字が入るのは赤螺家では当たり前ですが、まさか妻の名前を息子に着けるとは思いませんでした。

そして、清子は亡くなる前にひ孫を抱くことができました。

ジョーとるい

ジョーはレッスンの成果もあり、トミーのバンドに入って、ついにデビューしました。

そして、るいはそのジョーの、マネージャーのようなことをしています。

トミーのアメリカ公演について、アメリカに行くことになった、るいとジョー。

とにかく、ジョーはアメリカに連れて行くというるいとの約束を守りました。

一度は死のうと思ったジョーが、るいに照らされた日向の道を歩いて、音楽活動も再開できました。

そして、結婚するまではロングだった髪を出産でボブに変えたるいが、アメリカに行く前に、ベリーショートにしました。

額についた傷を見られないようにおでこを隠していたのに、ベリーショートにしたことでその傷が見えています。

もしかすると、アメリカで安子に見つけたもらえるかもと思って、ベリーショートにしたのかもしれません。

とにかく、ベリーショート姿は、とっても似合っています。

一恵の恋、その後


ある日、一恵がひなたを訪ねてきました。ひなたに相談がありました。

「私、いつまで放っておかれるんやろう?ホンマに付き合ってるんやろか?」

すみれの結婚発表後、急速に距離を縮めた一恵と榊原。

しかし、最近は会えていないようです。

ひなたが間を取り持とうと、蕎麦屋の「うちいり」に二人を呼び出します。

先に着いた榊原ですが、そこには何故かすみれがいました。

すみれは、破天荒将軍と結婚していましたが、離婚することになりました。

「美咲すみれ、一生の不覚。榊原にしておけば良かった」

そう言って、榊原にもたれて寝てしまい、その姿を一恵に見られてしまいます。

泣きながら飛び出した一恵をひなたが抱きとめ、家の中に呼び入れます。

しばらくして、追いかけてくる榊原ですが、背中にはすみれを背負っています。

「ごめんな、すぐに追いかけられなくて」

榊原がすぐに追いかけず、すみれを背負っている状況を説明します。

榊原に背負われながら、それを聞いたすみれは言うのです。

「一恵なんて、偉そうにお茶の指導をしてるけど、着物着てなければその辺の若い子と一緒よ」

そうして、すみれに背中を押された榊原。

「毎朝、一恵ちゃんのお茶を飲みたい。お茶室のお茶じゃなくって、急須で入れたお茶を飲みたい」

すみれを背負って、ひなたの家でプロポーズする榊原の姿に、笑い出す一恵。

「一恵ちゃんが機嫌よう笑ってくれてたら、それでいい」

榊原はそう言うのでした。

一恵の場合

一恵の恋心がなんとなくわかっていました

ハリウッドがやってきた

サムライ・ベースボール

日本の江戸時代を舞台にした映画を撮るために、ハリウッドのスタッフがやってきました。

そして、勉強した英語で、ハリウッドのスタッフを案内するひなた。

そのハリウッドのスタッフが撮影する映画のタイトルは「サムライ・ベースボール」です。

時代的には「ラストサムライ」に近いものを撮影するのかと思っていました。

しかし、どちらかと言えば「ミスターベースボール」に近いタイトルです。

ただ、このカムカムエブリバディの世界は、ラジオ英会話と餡子と時代劇と野球とジャズの物語です。

野球が時代劇と組み合わさるのは、当然のことかも知れません。

アニー・ヒラカワ

ハリウッドスタッフの中に、日系人のアニー・ヒラカワという老婦人がいました。

キャスティング担当だというその老婦人が、映画村の茶屋に入るところに、ひなたは遭遇します。

そうして、二人だけでおしゃべりする、ひなたとアニー。

「黍之丞がここの団子が好きだった」

そう言いうアニーに驚くひなた。詳しすぎるのでは??

ひなたは、ラジオ英会話で英語の勉強していることを話します。

「まだやっているのね」

日本には初めてきたと言っていたのに、謎めいているアニー。

そして、ひなたを導く言葉を残して、アメリカに帰りました。

「英語は、きっとあなたを、どこか思いも寄らないところに連れていってくれますよ」

ネットでは、アニー=安子 説が飛び交っていました。

想像ですが、アニーは安子ではなく、「ヒラカワ」という苗字の方が重要なのではないでしょうか?

ヒラカワと言えば、ラジオ英会話の平川先生が思い出されます。

そして、終戦の日のサイレンが鳴っている間だけ、平川先生はひなたの前に姿を現しました。

アニーは平川先生の縁者なのではないでしょうか?

平川先生がラジオ英会話をやっていたことを知っているアニーだからこそ、「まだやっている」という発言をしたのではないかと思います。

虚無蔵

日本人キャストのオーディションのために、忙しく働くひなたの前に虚無蔵が現れます。

すゑひろがりずのように、また江戸時代の言葉を話しています。

一度、現代語に戻ったはずなのに。。。

「おひな、最近の八面六臂の活躍、見事である。おひなに時代劇の未来を託したのは、我ながら慧眼であった」

そう言って、ひなたの活躍を褒めてくれました。

しかし、ハリウッド映画には出ないという虚無蔵。

ひなたは、虚無蔵にハリウッド映画に出て欲しいと思っています。

五十嵐

五十嵐と別れてから、10年が経ちました。

ハリウッド映画のオーディションが始まろうとしている時、ひなたが思い出すのは五十嵐のことでした。

「もう少し辛抱していたら、スターになったかも知れへんのに。ホント、アホやな」

五十嵐にもらった風鈴を大事に出しながら、つぶやくひなたなのでした。

そして、関西のオーディションが条映映画村で開催されることになりました。

榊原から、アクション監督が道場に直接行くことを聞いたひなた。

しかし、そこにやってきたのは、なんと五十嵐でした。

驚くひなたに、ニヤッとした笑顔を見せる五十嵐でした。

え?まさか、五十嵐がアクション監督!?

どちらかと言えば、アクション仮面!!

来週の予告

今週の放送が終わり、残り2週となりました。

そして、怒涛の展開と、情報量の多さに、頭がついて行きません。

ハリウッド映画はどうなるのか?

突然現れた五十嵐とひなたの関係は、どう進展するのか?

謎の多い思わせぶりなアニー・ヒラカワは、安子とどう絡むのか?

もしかすると、ジョーの出生がわかるかも?

来週の予告はこちら

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