なんだか頼りないひなたが、ミス条映コンテストという夢を見つけた先週。
今週はどうなったのか、16週の内容をおさらいしたいと思います。
先週の15週の内容はこちら↓
コンテストへの道
ミス条映コンテストに出たいというひなた。
るいは、当たり前のように反対します。
いつの世の中でも、子供は夢見がちで、親は心配するものですね。
その時、ジョーは「コンテストはワクワクするもんやで」とるいを諭します。
仕事としてトランペットを吹いていたジョーと、回転焼きも焼けない女子高生とでは、立っている場所が違うんですけどね。
それでも、るいは「やるんやったら、本気で優勝目指しなさい」と許可します。
るいは現実的で、しっかり者。
それに対して、ジョーは、どこか夢見がちで、いつまでも少年みたいです。
こんな両親だったら、いいですよね。
安子も稔が生きていたら、こんな感じのおしどり夫婦になっていたのかも知れません。
そうして、るいの許可をもらったひなたは、早速コンテストへの応募をします。
まず、履歴書の写真は、ジョーに撮ってもらうのですが、ポンコツお父さんは上手く撮れません。
次に、自己㏚のは、賢い小夜子が添削してくれます。
他にも、ひなたがコンテストに出ることを知った一子(一恵の母)は、着物での所作の指導をしてくれます。
家族、友人達みんなに手伝ってもらって、なんとか書類審査は通過しました。
ミス条映コンテスト
審査は、自己PRと演技審査でした。
ひなた以外の他の参加者は、しっかりとした自己PRをしています。
しかし、ひなたは、名前と年齢、回転焼き屋だということぐらいしか話せません。
司会者からミス条映コンテストに参加した理由を聞かれ「そりゃ、時代劇と映画村が大好きだから」と答えるのでした。
続く演技審査は、「不愛想な男」がサムライになり、茶屋での演技です。
茶屋でからまれているところを、サムライに助けられ、求愛されるという流れ。
参加者は、求愛にOKしたり、家庭の事情で断ったり、それぞれアドリブで演技しています。
しかし、ひなたはというと、不愛想な男の登場で動揺していました。
求愛される場面では、サムライの刀を奪って、切りつけてしまう始末。。。
とにかく、会場は盛り上がりましたが、結果は優勝とはならず。残念な結果になりました。
でも、ひなたが落ち込んでいたのは、優勝できなかったからではありませんでした。
優勝できなかったけど、それほど悔しく思えなかったのです。
なぜなら、ひなたは「自分の本気って、そんなもんか」と思っていたのです。
条映コンテストが終わって、家でみんなが集まっている時、桃太郎が爆弾発言。
「小夜ちゃんもコンテストでたら良かったのに。小夜ちゃんが会場で一番べっぴんさんやった」
小学校1年にして、すごいな桃太郎!さすがお父ちゃんの子!
そういうことをサラッと言えるのは、末恐ろしい子供です。
でも本当に、小夜子は一番べっぴんさんです。個人的感想。
伴虚無蔵と五十嵐
そんなミス条映コンテストが終わった、ある日。
突然、伴虚無蔵が回転焼き屋にやってきます。
やってきた虚無蔵は、ひなたに「明朝九時、撮影所の橋に来られよ」と言って帰っていくのでした。
翌日撮影所に行こうとするひなたに、誰だかわからない人の言うことは聞けないと、いかせない心配するるいとの攻防があります。
その時、二人が目にした黍之丞の映画ポスターに虚無蔵が写っているのを見つけました。
それを見たひなたは、とりあえず撮影所へ。
撮影所の休憩所で、虚無蔵に「骨を折ってくれ(アルバイトしてくれ)」と頼まれるのでした。
「このままでは、時代劇が滅ぶ。時代劇を救って欲しい」
そんな大変な事、ひなたにできるのでしょうか?
ひなたは、一度は断ります。その時、帰る途中で「不愛想な男」に出会います。
そして、時代劇や映画村に対して、冒涜していると不愛想な男に言われるのでした。
その不愛想な男は、五十嵐と名乗りました。
五十嵐だから「嵐寛寿郎の50倍だ!」と言うのですが、そのアラカンの凄さがよくわかりません。すごい俳優さんだったんでしょう、たぶん。
時代劇や映画村への愛情を否定されたひなたは、認めてくれた虚無蔵の願いをかなえるためにアルバイトをすることになりました。
それにしても虚無蔵さん、まったくカタカナを使いません。
さらに、カタカナだけじゃなく、言い方まで江戸時代なんです。
「学校=寺子屋」「コンテスト=御前芸比べ」など、まさに「すゑひろがりず」。
美咲すみれ
テレビの黍之丞シリーズで人気だった美咲すみれが、映画村にやってきました。
しかし、なんだか様子が変です。
東京へ進出したものの、なかなか仕事がない状態だったようです。
そんな時に、映画村の職員の榊原に映画村での仕事のオファーされ、やってきたのでした。
憧れの女優さんを前に、ひなたはドキドキ!サインが欲しいなんて言ってしまいます。
すみれは、映画村の仕事をする条件として、「破天荒将軍」に出演したいというのでした。
しかし、榊原ゴリ押しで出演したすみれ、すごい棒読み。。。
安達祐実の下手芝居の演技力の凄さにびっくり。
そんなすみれですが、生け花をするシーンをお茶をたてるシーンに、すみれが攫われそうになるシーンで着られるサムライは、ただのサムライから恋人に変更してくれと頼むのでした。
実にめんどくさい。。。
ひなた、すみれを怒らせる
ひなたは、その撮影を見学しています。
五十嵐も近くで見ていました。
ひなたは、すみれの注文を「ドラマを良くするため」だと思い、力になりたいと考えます。
そこで、すみれがお茶をたてる際の作法で、一子に教わったことをすみれに伝えるのでした。
それが、いけなかった。
素人がプロの役者に指導するのは、役者のプライドを傷つけます。
怒ったすみれは、撮影が遅れているにも関わず「休憩して」と言うのでした。
謝る、ひなた。連れ出そうとする、五十嵐。見守る、伴虚無蔵。
抵抗するひなたに、五十嵐は言うのです。
「時間をかけずに、同じ場所、同じ配役、同じ展開で安く作ることでドラマは儲けている。それを飽きもせず見て喜ぶバカ」
と、心にもないことを言うのです。
ひなたは、言い返します。
「それがバカなら、バカでよかった。毎回黍之丞やおゆみ(すみれの演じた町娘)に毎回ドキドキしてたんや!」
ひなたも五十嵐も、結局、時代劇が大好きなんです。
そのやりとりを聞いていたスタッフや出演者達は、それぞれが時代劇への思いを強くして撮影は再開されるのでした。
五十嵐の病気
虚無蔵からバイトの話をもらった時もそうでしたが、五十嵐は急に倒れます。
ドラマ中の表現としては「寝ている」なんですが、すみれを怒らせた後、ひなたと休憩所に来た五十嵐は急に「寝て」しまいます。
何かしらの病気なんだと思います。
それにしても、大丈夫なんでしょうか?
来週の予告
来週は、本格的に映画村でバイトを始めているようです。
そこに、30年前に持ち逃げしたあの男が登場!?
楽しみですね!!