キツネノカミソリ はらんまん第5週のサブタイトルです。
ジョン万次郎との出会いは、万太郎に大きな影響を与えました。そして、綾も覚悟を決めることができました。
二人が出した結論が、大きな転換点になるのです。
第4週「ササユリ」のまとめ。
主な登場人物
槙野万太郎 神木隆之介 病弱な酒造業を営む家の子供。植物が大好き
西村寿恵子 浜辺美波 白梅堂の娘。
槙野綾 佐久間由衣 万太郎の姉。家業に熱心なしっかり者
竹雄 志尊淳 番頭の息子。万太郎のお目付け役
槙野タキ 松坂慶子 万太郎の祖母。実質的に峰屋当主
幸吉 笠松将 峰屋で働く蔵人
堀田寛太 新名基浩 万太郎の幼馴染。医者の息子
広瀬佑一郎 中村蒼 名教館の同級生。武士の息子
早川逸馬 宮野真守 高知の自由民権運動家
楠野喜江 島崎和歌子 自由民権運動の同士
中濱万次郎 宇崎竜童 ジョン万次郎。万太郎に自由を教える
里中芳生 いとうせいこう 万太郎の心の友。
野田基善 田辺誠一 万太郎の心の友。
第5週のストーリー
もう一人のわし
早川逸馬と別れた万太郎は、橋で綾と竹雄に合流しました。
「一晩中帰らんゆうて心配したき」
綾も竹雄も心配していました。
「姉ちゃん、竹雄、ようわかったき。どうにもならん、わしは植物学が好きながじゃ。一度は諦めようとした。けんど、いかんかった。ここで手放したら後悔する。わしの命がここでついえてしまう。わしが今生生まれてきたがは、峰屋のためじゃない。植物学のためながじゃ。ほんじゃき、すまん。わしは峰屋を出るき、姉ちゃんと夫婦になれん。姉ちゃんには真に姉ちゃんを思う相手と一緒になって欲しい」
万太郎はジョン万次郎と会って、改めて自分の好きな道を行くことを決意しました。
「わかった。そうやったら、峰屋を私に任せとき。おまんが植物学のために生まれてきたがやったら、私は峰屋のために生まれてきたがよ。私は酒造りが好きじゃ。おなごの身でも、好きなものは好きながじゃ。その代わり約束しよう。お互い今日選んだ道を悔やまんこと」
そう言うと、万太郎と綾は指切りしました。そして、竹雄が証人です。
「帰っておばあちゃんに話さんとね。それにしてもよう決めたね」
綾に言われた万太郎は、ジョン万次郎に会ったことは言わず「もう一人のわし」と会って来たと言うのでした。
逮捕
早川逸馬と約束した通り、万太郎たちは集会所に行きました。
「空は晴れ、日は輝いちゅう。けんど、わしの心は暗い。なんでか?今日も自由が殺されちゅうきじゃ。我ら人民には力がある。それをこの男に話してもらう。弁士、槙野万太郎」
そう呼ばれた万太郎は、嫌々ながら登壇しました。
「えー、おはようございます。わしは植物バカじゃき、今日は皆さんに草花の秘密を教えます。みなさんの足元に生えちゅう草花、その草花みんな一番優れちゅう者ながらじゃ。踏んづけられたら、その時こそが変化の機会。種を引っ付けて運ばせる。踏まれたち、折れんように立派な筋を通しゆう。草花らはつらい目にあうたんびにどんどん変化した知恵者らじゃ」
それは、江戸から明治に変わっても、生き抜いた民のようでもありました。
「その知恵者らは一人として同じ者はおらん。それぞれに強さがある」
老若男女問わず、それぞれに強さがあると万太郎は言うのです。
「そこに意味がある。皆が違うところに。わしらもわしらなりに懸命に生きたらええ。誰の言いなりにもならん、わしらは自由じゃ」
万太郎の言葉に集まったみんなは「自由じゃ!」と声を上げます。
その時、警官隊が突入してきました。逸馬も万太郎も、条例違反で逮捕されてしまいました。
走れ竹雄
万太郎が逮捕されたその日、佐川にある峰屋はいつもと同じように繁盛していました。
店の者は、今日も帰らない若旦那・万太郎を心配し、警察に知らせた方がいいと万太郎の祖母・タキに申し出ました。
「騒いだら峰屋の恥じゃ。勝手に出て行った者ら、知らん。店の者らにもそう伝え」
おばあちゃんは心配していましたが、それを店の者には見せず、毅然と帰りを待っているのでした。
逮捕された万太郎は、演説していたことで集会の首謀者として、他の逮捕された人たちとは別の牢に入れられています。
そんな万太郎の状況を知らない綾と竹雄は、警察へ赴いて万太郎の無実を申し出ます。しかし、認めてはもらえません。
「わしを代わりに捕らえてもらいます。わしがついちょりながら、死んで詫びても足りん」
奉公人でありお目付け役の竹雄は、責任を感じていました。
「死んだところでどうにもならんじゃろう。もとは私じゃ、死んで詫びるんやったら私じゃ。峰屋に知らせんと、おばあちゃんに知らせんと、なんもかんもそれからじゃ」
綾の言葉を聞いて、一人走り出す竹雄。高知から佐川に向かって夜通し走りました。
朝、竹雄が峰屋に飛び込み事情をおばあちゃんに話しました。一緒に聞いていた番頭が高地の警察に行くと言うと、おばあちゃんも一緒に行くことになりました。
早川逸馬
万太郎は取り調べを受けていました。
「槙野万太郎、佐川村峰屋の当主か。峰屋とゆうたら峰の月の酒蔵じゃろう。高知県下第一の酒蔵の当主が、こんな結社に入り政府打倒をぶち上げるとは。峰屋がどうなってもかまわんがか」
壇上で演説していたために要らぬ疑いをかけられていました。
「それだけは、わしと峰屋は関係ない。峰屋はまっとうな商売をしちょります。どういて、ちょっと話しおうただけでこんな・・・わしは結社に入っちゃあせん」
万太郎は無実で峰屋とは関係がないと言いますが、聞き入れられません。そして、万太郎は中庭に連れていかれました。そこでは、早川逸馬が拷問を受けていました。
警察は、万太郎と峰屋を声明社のスポンサーだと見立ていたのです。それを聞いた早川は、ひどい拷問を受けながらも、万太郎を庇います。
「仲間じゃないき、そんなやつ。おまんら無能じゃのう。呆れて言葉が出てこんかった。こいつはあの場にいて間抜けな顔をしちょったき、ええ金づるやと引っ張り上げただけや。おまんらの言う通り、そいつは甘い汁吸うて肥えちゅうがだけの世間知らずやき。ちいと持ち上げてやって、金吸い上げちょる気やったきの」
万太郎は早川を助けるために仲間だと言おうとしましたが、逆に早川に助けられたのです。万太郎は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
能無し猿
綾は握り飯の差し入れをしようと、警察にきていました。
そこにおばあちゃんたちが到着しました。綾はおばあちゃんに自分の責任だと言って謝ります。
「話しはここを出てからじゃ。署長が昔馴染みでのう、わしが直々に誤解を解く」
そして、おばちゃんが署長に話したことで、万太郎は釈放されることになりました。
「ええかい、これに懲りたら演説会に近づいたらいかん。ばあさんも苦労するのう、孫がぼんくらやと。なんも考えんとおまんのような能無し猿が、一番たちが悪いがじゃ」
万太郎を能無し呼ばわりした警察におばあちゃんは怒り心頭です。
「失礼ですけんど、能無し猿とは結構な。聞くところによると、そちら様は孫を政治結社の一味と間違えたとか。能無し猿を一味とみなすとは、そちら様も大した眼力をお持ちじゃのう。よう詮議もせんと、お縄にするとは警察ゆうがは随分と楽な仕事ですの。孫を能無し呼ばわりしたら、許さんぞね」
そう啖呵を切って、帰りました。
万太郎たちは、すぐに佐川に戻ります。しかし、高齢のおばあちゃんの足を気にして、途中で休憩をとりながらの帰り道です。
休憩中に万太郎は、改めておばあちゃんと番頭に頭を下げました。そして、万太郎は、牢に入れられ何年も出られない他の逮捕者のことで心を痛めています。
「代わりに何をするかじゃろう。人は全てを持つことら、できん。何かを選ぶことは何かを棄てることじゃ」
キツネノカミソリ
その時、突風で敷物が飛ばされました。敷物を追いかけると、オレンジ色の花が咲いていました。
「逸馬さんみたいね。逸馬さんが着てた着物と同じ色」
綾の言うことに万太郎も同意しました。
「彼岸花の仲間じゃろうか。おまん、なんて名じゃ」
その花の名前を教えてくれたのは、おばあちゃんでした。
「キツネノカミソリ。どういてそう呼ぶがかは知らん。けんど、昔からそう呼んじょったね」
草花のことなど知らないと思っていたおばあちゃんが、万太郎の知らない花の名前を知っていました。
「おばあちゃんはこの花の名前を知っちゅうがね。わし、おばちゃんともっともっと話しようがよかった。草のこと聞いたら良かった」
竹雄が風呂敷を広げ、キツネノカミソリて包んでくれます。
「標本をつくるがじゃ。標本にしたらいつでも調べられる。この土地におらんお人でも、この花を調べられる。こりゃ球根じゃ、毎年花を咲かせるがじゃろうか。葉はどうついちょったやろうか。キツネノカミソリゆうがやき、葉の形に由来がかもしれん。こりゃ、葉の時期にも取りにこんといかんの」
出した結論
家に辿り着くと、店で働くみんなに食べさせるために山椒餅を万太郎が作りました。そして、おばあちゃんにも渡し、今回高知に行って決めたことを話しました。
「おばあちゃん、この度は家出をして申し訳けありませんでした。姉ちゃんとよう話しあいました。わしは、姉ちゃんと一緒にはなれん。姉ちゃんはわしにとって、たった一人の姉じゃき。わしのこと頭ごなしに叱ってくれる姉様じゃ。この世で一人しかおらん姉様をこんな形で失うのは、わしは嫌じゃ」
その後を綾が引き取ります。
「槙野の家を続かせることについては、私と万太郎がそれぞれに良い相手を見つけたらいい話しです」
おばあちゃんは綾の好きな相手が気になっていましたが、綾は誰とは言わず「その恋は終わりました」とだけ伝えました。
そして、万太郎は本題に入ります。
「わしのことは勘当して下さい。わしを植物学の道に進ませて下さい。東京に行かせて下さい。お願いします。どうせわしは体が弱かった。もとから生き永らえるかもわからんかった。そんじゃき、自分でも思っちょった。生まれてこんでもよかった・・・」
最後まで聞かず、おばあちゃんは万太郎を殴りました。そして、そのまま仏壇の間へ行ってしまいます。
「バカ、万太郎。我儘なのはかまわんが、けんど人の思いを踏みにじるがはいかん」
綾に言われ、万太郎はおばあちゃんを追いかけました。
決して許さんぞね
おばあちゃんは怒っています。万太郎は仏壇の間に入らず、障子越しに「最後まで聞いて欲しい」と話しかけます。
しかし、おばあちゃんは万太郎の母・ヒサと一緒に一生懸命に育てたのに「生まれてこん方がよかった」と言われて、ショックだったのです。
万太郎はみんなに大事に育ててもらったことは、よくわかっていました。だからこそ、酒蔵の当主にも関わらず下戸ということが辛かったのです。ただ、他の才能があることを自覚していました。
「わし、とびっきりの才があるがよ。植物が好き、本が好き、植物の絵を描くのも好き。好きという才が。この才は、わしが峰屋に生まれたからこそ育ててもらったもんじゃ」
人は万太郎が裕福な家に生まれ運が良かっただけだと陰口を叩きますが、万太郎はだからこそ「何者か」になりたいと思うのでした。
そこまで聞くと、おばあちゃんは障子を開けました。
「おまんの言う植物の道ら、仕事になるかもわからん。一生を棒に振るかも知れん。そのために生きてええがかえ?」
そして、東京でなく高知ならおばあちゃんが守ってあげることができると万太郎に言い、「峰屋を棄てて出て行くのか」と迫ります。
「はい。おばあちゃん、ごめんなさい」
万太郎の気持ちは変わりませんでした。その気持ちを聞いたおばあちゃんは、心で許しても言葉は厳しい言葉を投げかけました。
「わしは許さんぞね。わしは決しておまんをゆるさんぞね。許さんぞね。。。」
綾の覚悟
そして、また峰屋に秋がやってきました。今年も杜氏と蔵人たちがやってきました。
万太郎は、当主として恒例の祈祷受けました。祈禱が終わると、みんなを集めて報告します。
「今年の仕込みを始めるにあたり、みんなに話しがある。わしは、春になったら峰屋を出て行く。東京に行きますき。植物学の道に進みますき。わしが出た後、峰屋のことは全て姉ちゃんに任せますき」
突然の報告に分家衆は文句を言いだし、紛糾してしまいます。そして、その文句は新しい当主となる綾に向けられました。
「不造を出したらおまんのせいやぞ、わかったか。なんとか言え!」
綾は覚悟を決めて話し出します。
「私は大変なことやとは重々わかっとります。けんど正直、涙が出る程嬉しゅうございます。幼い頃、蔵に入った日から、私は酒造りに魅入られてしまいました。酒造りに触れてみとうて、憧れ続けてまいりました」
綾は男に生まれてきたら良かったと、自分を責めていました。そして、女は穢れていると言われ、どうしようもないことが苦しかったのです。
「私は思う存分働きたい。峰屋のために働きたいがです。私の願いは、峰屋で美味い酒を造り、店をもっと大きゅうすること。そのために力を尽くしますき、皆の衆どうかよろしゅうお願い致します」
その綾の覚悟を聞いて、杜氏と蔵人たちは綾の味方になってくれました。そして、峰屋の奉公人たちも綾の味方です。仕方なく、分家衆も了承するしかありませんでした。
クビになった竹雄
年が明け、万太郎がやっていた「土佐植物目録」作りは、佳境を迎えていました。この半年、竹雄と共に精力的に土佐を歩き回ってきたのです。
「標本ができたら、土佐の植物目録も完成じゃのう。ほんならもう竹雄、いままでありがとう。お別れじゃのう。わしが峰屋を出たら、おまんももうわしのお守りもお役御免となる」
突然言われ、竹雄は困惑しました。しかし、当然と言えば当然です。万太郎が東京に行った後は、竹雄に綾を支えてもらいたいと万太郎は思っていました。
「けんど若、おひとりじゃ無理ですろ。若は箱入りですき、それも漆塗りの重箱に入ったお育ちですき。住むところはどうするつもりですか?掃除はどうするがですか?金はどうするがですか?」
万太郎は日雇いで3日働き4日研究すると言いますが、竹雄はできると思えません。
「3日働いたら、4日寝込みますよ。ゆうときますけんど、若はなんちゃあできんがですよ」
そんな言い合いからケンカになり、竹雄は万太郎の部屋から追い出されてしまいました。
その足で綾が働いている蔵の前に行き、綾を手伝おうとします。しかし、綾はやっとできることになった仕事を竹雄に手伝わそうとしません。
そこで竹雄は店の方へ行きました。父で番頭の市蔵に話しかけます。
「わしもそろろそ本腰入れて、父ちゃんの仕事引き継がんとのう。いずれは番頭になるがやき」
しかし、市蔵もまだ竹雄に手伝わせるつもりはありませんでした。
竹雄の道
困った竹雄は、おばあちゃんのところに行きました。
「大奥様、わしはどういたらええがでしょうか?若旦那にお守りはもうえい、クビじゃと言われました。わしはもう、若のお傍につかんでもええがでしょうか?」
おばあちゃんは竹雄をからかうように話し出しました。
「万太郎をおまんをいらんとゆうたか、確かにおまんは万太郎をみすみす牢屋に入れたきのうとは言え、おまんはこれまで万太郎のことを正直に知らせてくれちょった。おまんがおると万太郎の様子がようわかる。これは、褒めちゃらんとのう」
そしておばあちゃんは竹雄に自分で決めるよう言います。
「まだ九つだったおまんに万太郎のことだけ考えちょれと命じたがはわしじゃ、万太郎が峰屋を出る以上その言いつけは忘れてえい。この先は、おまんが自分で決めたらえい」
そう言われて下がった竹雄でしたが、武夫はどうしていいかわかりません。今まで万太郎たちの言いつけに従ってきて、いきなり自分で考えろと言われても困ってしまいました。
竹雄は井戸の水を頭からかけて、雑念を払おうとします。
「全くみんな勝手じゃ。急に自分で決めろと言うけんど、いままで誰も聞かんじゃったろう。わし、何もないのう」
水を浴び終わると、濡らさないよう懐からだしていた物を見つめます。それは、綾のために買って来て渡せなかった櫛でした。
竹雄の告白
竹雄は仕事が終わった綾の所に話しに行きました。
「大奥様に若について行くか、峰屋に残るか自分で決めろと言われまして」
そう事情を説明し、決めたと竹雄は言います。それをおばあちゃんに言いに行く前に、綾に話しをしたくてやってきたのです。
「お二人を一生お守りしたいと誓こうたこと、あれはまごうこと無き本心ですき。そのことだけどうか、覚えちょっていただきたくて」
そう言われて綾は「大げさじゃね」と笑いました。そして、竹雄は懐から櫛を取り出しました。
「博覧会に行った時、東京で買うてきたものです。その棄ててもろてかまいませんき」
素敵な櫛を見て、綾は気に入りました。
「好きじゃ、綾様のことがずっと。わしはなんちゃあ持ってませんけんど、二つだけ子供の頃からもっちょったものがありました。この思いは、そのうちの一つです」
しかし、竹雄の気持ちを綾は受け入れることはできませんでした。
旅立ち
そして、万太郎が出発する日になりました。
万太郎は神社で割くバイカオウレンや天狗に会った木に話しかけます。
「お母ちゃんわし、行ってくるきね。天狗、行ってくるき」
そして、みんなに見送られて出発します。挨拶をして竹雄から荷物を受け取った万太郎。その竹雄は、自分の荷物を持って万太郎に並びます。
「わしも行きます。わしにとって一番大変な道を選びましたき。炊事、洗濯、金稼ぎ、植物採取の手伝い。ダメ若の面倒見るが一番大変じゃき、わしも精一杯力を入れんと。綾様と大奥様にはお許しいただきました」
竹雄の言葉に嬉しそうな万太郎。竹雄と一緒に東京へ向けて出発しました。
最後に
それにしても、竹雄が子供の頃から持っていたもののあとひとつは、なんだったのでしょう?やっぱり万太郎への忠義でしょうか?万太郎について行くということは、そういうことなのかなと勝手に理解しました。
そして、ついに土佐(高知県)から旅立つことになりました。来週からは東京編です。
1週目では広末涼子とディーンフジオカが出て、2週目では寺脇康文を出しました。さらに4週目と5週目で宮野真守を出しました。その主要人物たちは、たぶんもう出てきません。かなり贅沢な感じですが、そういう使い方にちょっと抵抗があります。
なんにしろ、物語は大きく展開していきます。登場人物もガラッと変わるので、置いて行かれないように気を付けないといけません。
来週はどうなるのでしょうか。