朝ドラ史上、一番たのしみなのが今回のカムカムエブリバディです。
本格的にひなた編が始まった15週の内容をおさらいしたいと思います。
14週の内容はこちら↓
ラジオ英会話
先週当てた古びたラジオ、ラジオから流れてきたのは「証城寺の狸囃子」でした。
母親の安子とるいが聞いていたラジオ英会話は、その証城寺の狸囃子がテーマソングでした。
それを聞いて思い出す、るい。るいがひなたにラジオ英会話を聞くように言うのでした。
ラジオ体操の出席カードのように、ラジオ英会話の出席カードを作ってくれるジョー。
るいは、ひなたのために、ラジオ英会話のテキストを買ってきました。
朝6:45からということで、起きるのが大変ですが、家族で聞く姿は、安子の夢見た家族の姿でした。
初恋
そもそも、英会話を習いたいと思ったきっかけが、条映映画村で出会った男の子の存在。
友達の小夜子が英語を話せたことが、ひなたに英語への憧れを抱かせたのです。
ある日、その小夜子が映画村で出会った男の子をつれて大月家にやってきました。
男の子の名前は「ビリー」。アメリカ人の男の子でした。
小夜子と天神さんでばったり再会し、日本のお菓子(スィーツ)なら回転焼きだと言って連れてきてくれました。
そのビリーと話をするために、ひなたは一生懸命勉強します。
地球儀を持ってきて、ジョーにアメリカの場所を聞いたりします。
海の向こうにアメリカがある。そんな会話をるいとジョーもしています。
ジョーは安子のことを思いだすか聞き、るいはジョーにルイ・アームストロングのトランペットが聞こえるか聞くシーンです。
ひなたとの生活の中で、いろいろな思い出を思い出するいなのでした。
昭和の懐かしいもの達
15週だけではないのですが、懐かしいものがたくさん出てきます。
15週だと例えば、ガラスの仮面、ザリガニ釣り、ドリフ、ノストラダムスの大予言、サザエさん、キャンディーズなどなど。
山口百恵の歌を歌っていた一恵は、吉之丞に「百恵の100分の1」とからかわれたりします。
40代以上の世代には懐かしいものばかりです。
そんな楽しいものばかりの中で、夢中になって土日を過ごすひなた。
週末はあっと言う間に過ぎ、寝坊して月曜日からのラジオ英会話を聞くことができませんでした。
その後も、なんだかんだ起きることができず、結局聞いたのは最初の1週間だけでした。
ビリーの帰国
そんなある日、るいが健診でいない日、ビリーが一人でお店にやってきました。
ビリーは回転焼きを買いにきたのですが、ひなたはなにも話すことができませんでした。
1週間ですが、一生懸命覚えた単語も、覚えた文章も、まったく何も思い出せなかったのです。
何も話せないまま、ビリーは呼びに来たおじさんに連れられ、アメリカに帰国してしまいました。
ビリーのおじさん
呼びにきたのが「父親」ではなく「叔父さん」でした。
なぜ、叔父さんだったのか?Twitterなどで話題になっていました。
やっぱり、安子の子(孫だと年齢的にあわない)なのかも知れないという感じの感想が多かったです。
ただ、前回の小夜子のおばあちゃんは誰?と一緒で、いろいろ話題になっても、結局誰かわからない(重要ではない)のかも知れません。
さらに言えば、今は問題提起だけで、これから回収される可能性もあります。
これから期待したいと思います。
るいとひなたの共通点
ビリーに何も言えなかったひなた。
ひなたは夏休みの宿題もラジオ英会話も、ちゃんとしようと思っても、すぐにやらなくなってしまうことに自己嫌悪します。
そこに帰ってきた、るいとジョー。
自己嫌悪に陥っているとは知らず、いつものように回転焼きを食べようとひなたを誘います。
しかし、ひなたは「いらん、もう飽きた」と言って、差し出された回転焼きを払いのけてしまうのです。
「おかあちゃんと回転焼きにあやまれ!」と、珍しくジョーが怒ります。
飛び出していく、ひなた。河原でうなだれてしまいます。
そこに「おかあちゃん、見参」とるいが現れ、なぜ払いのけるようなことをしたのか聞きます。
るいは、子供の頃、安子に対して「もう会いとうない! I hate you」と言ったことと重ね合わせたのではないでしょうか?
悪い子だったことを謝り、思いをるいに話すひなた。
るいは「今は真っ暗闇に思えるかもしれないけど、ひなたが輝く道はかならず見つかる」と言うのでした。
こうやって、るいは自分が突き放した安子に思いを聞いて欲しかった、迎えにきて欲しかったのかも知れません。
モモケン産婆と弟
ある日、突然お店にモモケンがやってきます。
サイン会でひなたが渡した回転焼きが美味しかったので、差し入れ用に100個欲しいというのでした。
推しのサプライズ訪問に驚き、喜ぶ、大月一家。そして即席サイン会開催。
その驚きもあったのか、るいが産気づくのでした。
モモケンは待たせていた車で病院まで送ることを申し出てくれました。
まさにスターであり、ヒーローでした。
生まれた子は、モモケンに助けられたことで、名前に「桃」をもらって桃太郎となったようです。
このモモケンの登場からエンディングまで3分程度。
安子編からるい編に切り替わった日も暗黒で怒涛の展開でしたが、この日もいい意味で怒涛の展開でした。
そういえば、あの日も水曜日、今回も水曜日でした。
週途中の切り替わりは、嫌な感情を週末抱いたまま過ごさないでいいからいいですね。
川栄ひなた
産気づいた日(出産もしました)の翌日の放送では、7年が経過していました。
朝ドラでは、おしんの放送が始まっています。懐かしい。。。
川栄李奈が演じるひなたは、相変わらず朝が弱いようです。
起こされるところが、初登場シーンでした。なんと、ひなたの部屋にはベッドがありました!
さらに、小学生になる桃太郎は、素直ないい子に育ったようです。
ジョーと桃太郎は、涎掛けをつけて朝ご飯を食べる姿は、とってもかわいらしい姿でした。
桃太郎は野球をやるようです。おじさんの勇も野球部でしたし、勇とるいはキャッチボールしていました。
ラジオ英会話だけでなく、あんこも野球もルイ・アームストロングも、この100年の物語には大切な要素です。
ひなたは、高校3年生になりますが、将来を決めかねています。
友達の一恵は一子(ベリー)と同じように短大へ、小夜子は四年制大学へ進学すると決めていました。
一恵が短大に行くと言うと、一子は「遊んで勉強しないで留年する」と言って反対していました。
留年したのは一子なんですけどね。
ひなたには、まだひなたの道が見えていませんでした。
不愛想な男
ひなたが店番をしていると、不愛想な男がやってきます。
回転焼きを焼くように言うのですが、ひなたは焼いたことがありません。
そうすると、焼きあがったやつでいいと舌打ちして、1つ買っていきます。
まだ不愛想な男の名前はわかっていません。
安子は実家の橘の店番中に稔と出会い、るいはクリーニング屋で店番中にジョーと出会い、今回ひなたは店で不愛想な男に会っています。
時代は変わっても、出会いかたは一緒でした。
ちなみに、ジョーは最初は「宇宙人」とるいに呼ばれていました。
ひなたは、るいに回転焼きを焼いてみたいと言いますが、案の定うまくはできません。
当然、18年以上やっているるいのようには焼けない訳ですが、ひなたが18年間まったく焼いたことがなかったことにびっくりしました。
翌週の予告
そんなひなたが、条映映画村で「ミス条映コンテスト」の看板を見つけて、ひなたの道かも!?というところで15週は終了しています。
来週はどうなるのか!?楽しみです。
来週の予告はこちら↓